子どもや家族でYouTuber(ユーチューバー)になる方法・注意点を徹底解説

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子どもや親子でYouTuberになる方法は?メリット・デメリットなど徹底解説

最近は、子どもが顔を出して主体的にYouTubeで配信する姿が多く見られるようになりました。今やYouTuber(ユーチューバー)は子どもが憧れる職業No.1であり、その収益性に魅力を感じている人も多くいます。

楽しそうだし自分の子どもたちもやってみたいと思う反面、規約やプライバシーの問題はないのか?注目されることの危険やアンチコメントに悩まされることはないか?など、さまざまな疑問や心配もたくさんあると思います。

そこでこの記事では、子どもや親子が一緒にYouTuber(ユーチューバー)になるための方法、収益化の方法、危険性・リスクやメリット・デメリット、YouTuberを辞めた人の理由など徹底解説していきます。

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子どもがYouTuber(ユーチューバー)になる方法

まずはじめに、子どもに限らずYouTuber(ユーチューバー)になるのに特別な資格のようなものは必要ありません。
YouTubeのアカウントを作成し動画を投稿すれば誰でも簡単にYouTuberになることができます

YouTubeアカウントの年齢制限

※右下の設定から字幕を日本語にすることができます。

YouTubeのアカウントを作成できるのは13歳以上とされています。
そのため子どもがYouTuberとして活動するには、アカウントは保護者の名義で作成し、そのチャンネルに子どもが出演するということになります。

YouTube広告で収益化する方法

※右下の設定から字幕を日本語にすることができます。

YouTubeパートナープログラム(YPP)を利用することで、広告掲載から得られる収益の分配を受け取れます。
現時点でのYPPの利用資格に必要な動画の再生時間とチャンネル登録者数は次のとおりです。

  1. 有効な公開動画の総再生時間が、直近12ヶ月で4,000時間以上である。
  2. チャンネル登録者数が1,000人以上である。

YouTuber(ユーチューバー)は今も増え続けているため、このハードルは今後上がっていく可能性があります。

YouTube広告以外で収益化する方法

YouTubeに限らずSNSではチャンネル登録者数やフォロワー数が多いと、企業などからPR(プロモーション)案件の依頼がくることがあります。
その依頼金額は様々ですが、TVのCM広告と同様の効果があるため数百万円以上の依頼がくることもあります。
また、商品のみを無償で提供し、動画でレビューして宣伝してもらうこともあります。

子どものPR案件では、おもちゃや子ども用の食品、ベビー用品、学習教材などに期待できます。

また、広告を出稿している企業に自分からアプローチする方法もあります。
ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)に登録すると、子ども関連の広告を検索し、提携することができます。
下記の有名なASPはいずれも登録無料です。どんな案件があるか、報酬はいくらかなど検索して確認することができます。

YouTuberの危険性・リスク / メリット・デメリット

子どもがYouTuber(ユーチューバー)として活動するには個人情報の流出を伴うため、テレビなどの芸能活動と同様に危険性やリスクがあります。一方で、学校などでは得られない教育面のメリットやデメリットもあります。
何事にもメリット・デメリットの両面があるため、正しく理解して子どものリスク管理をする事が大切です。

子どもYouTuberの危険性・リスク

YouTuberに限らず、公園やプールで遊んだり、おうちの中で遊ぶのにも危険性やリスクはあります。
保護者がしっかりとリスク管理をした上で、子どもには何事もまずはチャレンジさせてみるのが良いでしょう。

YouTuberをしていると個人情報が多く流出します。
子どもの名前や顔、家族構成、住んでいる場所、家の間取りなど、あらゆるものが個人情報です。

子どもの場合は、顔を出すことによって「誘拐」などの犯罪に巻き込まれる可能性も否定できません。
また、人気YouTuberには熱心なファンがつきやすく、ストーカー事件で逮捕されるようなケースも少なくありません。

しかし、上記の内容は芸能界と同じで、子役として活動している子どもたちはたくさんいます。
不安ばかりを募らせる必要はなく、外出するときはできるだけ大人と一緒に行動し、近所の方の理解も得られれば守ってくれる人たちが増えます。

子どもYouTuberのメリット・デメリット

子どもYouTuberのメリット

自己発信する機会は学校でも日常的に多くはありません。また、自分の発表する姿を客観的に見返すことはほとんどありません。
動画編集の過程では何度も自分の姿を見返す必要があります。見てみると、何を言っているのか全然わからなかったり、滑舌が悪いなどたくさん反省点が見つかり、客観視することができます。
そうして、PDCA(計画・企画 → 撮影・制作 → 編集・確認 → 改善)を繰り返すことで、子どもの能力が磨かれていきます。

YouTuber(ユーチューバー)になればクリエイティブな発想が育まれます
学校や社会に出てからも与えられるものをこなすことがほとんどで、起業家や経営者のようにゼロから自分で企画を考える機会は多くありません。
また、チャンネル登録者数という目に見える結果で向上心が生まれ、10万人で銀の盾、100万人で金の盾をもらうという目標もできます。

動画の中では、言葉で伝える力が身につき、話をするのが上手になります
また、動画編集技術やサムネなどのデザイン、どんな動画がバズりそうか調査するマーケティング力も身に付きます。

収益化や企業タイアップでビジネス力も身に付きます。発信する情報に責任感がもてるようになり、ITリテラシーも身に付きます。

ルックスが良いとファンがつきやすく、アイドルや芸能界を目指す子どもたちにもおすすめです。

遠くに住む祖父母や親戚に子どもの成長を見せて楽しむことができるのもメリットです。

子どもYouTuberのデメリット

YouTubeなどのSNSでの発信した内容は、ネット上に一生残る可能性があります(デジタルタトゥー)。これは最近のことではなく、インターネットが普及し始めた当初は掲示板の書き込みが同様にありました。
投稿した動画は違う形で編集されて、動画や画像を悪用される可能性もあります。

また、悪口やいやがらせなどのアンチコメントが必ずといっていいほど来ます。最近は裁判になる事例も目立つようになって減ってきてはいますが、それでもネットの匿名社会では無くなることは考えにくいです。
学校生活では、周囲の子どもたちから批判やいじめの対象になる可能性もあります。YouTuber(ユーチューバー)は子どもが憧れる職業である一方で、保護者が子どもに希望する職業としては順位が低く、一部からは好ましく思わない声もあります。反対派の親たちからは悪口や陰口を言われる可能性もあります。

人気になれば芸能人と同様、住む場所やお出かけ時などプライベートに影響が出る可能性があります。

YouTubeの撮影・編集が生活の中心にならないように、学校の宿題や勉強のスケジュールを立てて生活にメリハリをつけることも大切です。

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YouTubeの禁止事項・安全に関するポリシー

※右下の設定から字幕を日本語にすることができます。

YouTubeでは、未成年者の心と体を危険にさらすコンテンツを許可していません。

次のようなコンテンツはYouTubeにアップすることが禁止されています。

  • 「未成年者を性的に描写したコンテンツ」
    未成年者を性的に搾取するコンテンツや児童ポルノは禁止されています。
  • 「未成年者が危険な行為をしている、または関与しているコンテンツ」
    危険なスタント、挑戦、いたずらなど、未成年者にけがを負わせるようなことをさせてはいけません。
  • 「未成年者に精神的苦痛を与えること」
    未成年者や視聴者の精神的苦痛を引き起こす可能性のあるコンテンツは禁止されています。
    • 未成年者を成人向けの話題に巻き込むようなコンテンツ
    • 親による虐待を真似たようなコンテンツ
    • 未成年者に何かを強要するコンテンツ
    • 暴力行為
    • 薬物 など。
  • 「未成年者が関わるネットいじめや嫌がらせ」
    • 個人を嫌がらせや侮蔑の対象とするコンテンツ
    • メールアドレスや銀行口座番号などの個人情報を公表するコンテンツ
    • 同意なく他人を録画したコンテンツ
    • 性的な嫌がらせを含むコンテンツ
    • 他人にいじめや嫌がらせをけしかけるコンテンツ

上記の内容はアップする動画だけでなく、説明欄やコメント、ライブ配信、ストーリーなど全般に適用されます。
また、すべての禁止事項を網羅しているわけではないため、上記以外でも不適切と思われる動画が配信された場合は、削除や非表示、アカウントのバンなどの対処が行われます。

子どものYouTube撮影は必ず大人と一緒に

未成年の子どもがYouTubeに出演する場合は、必ず大人の監督下にある必要があります。
大人と会話しながら撮影したり、親目線で動画が撮影されていれば問題ありません。また、子どもが大人の監視下にあれば、少しの危険を伴う行為でもポリシーに違反していなければ許可されます。例えば、火を使う花火が該当します。

未成年者が出演するコンテンツでふさわしくないものは、次のようなものがあります。

  • 個人宅の寝室や浴室などプライベートな場所で撮影したもの。犯罪の可能性が示唆されます。
  • 未成年者が知らない人と接触を試みたり、度胸試しや挑戦をオンラインで行ったり、成人向けの話題を論じるもの。
  • 未成年者への不適切な注目を喚起するような活動(体の不自然な捻じ曲げや ASMRなど)を披露するもの。
  • 未成年者の個人情報を公開するもの。

一般のYouTuber(ユーチューバー)がやらせで行ったり、話題集めのためにしている炎上行為は、未成年者ではポリシー違反となる可能性が高いです。

また、より安全に配信するためにYouTubeの「プライバシー設定」を使用すると、投稿した動画を視聴できるユーザーを年齢などにより制限することもできます。

他にも、性的な表現、サムネイルのルール、自傷行為や下品な表現に関するポリシーなどがあります。YouTubeヘルプの子どもの安全に関するポリシーをよくご確認ください。

YouTubeポリシーに違反した場合の措置

ポリシーに違反しているコンテンツは削除され、その旨がメールで通知されます。

1回目のコミュニティガイドライン違反の場合は事前警告を受けるだけで、チャンネルに罰則が適用されることはあまりありません。
2回目以降の場合は、チャンネルに対して違反警告が発行されることがあります。
3回の警告を90日以内で受けると、そのチャンネルは停止されます。

ポリシー違反による削除対策

YouTubeのポリシーに違反していると判断された場合はメールにより通知がされますが、それに気がつかず突然削除やアカウント停止になるリスクがあります。YouTubeはアメリカを主体とするGoogleのサービスですので、突然日本でのサービス自体が停止になる可能性もあります。
せっかく撮影して編集した動画が削除されて手元に何も残らないことになってしまわないためにも、動画の保存やバックアップを常にしておくことは大切です。
保存用には大容量のHDDがおすすめです。1つだけでなく2つ以上にバックアップをしている方もいます。

親子YouTuberを辞めた人の理由

再生数13億回のママYouTuber「8歳児・長男のYouTube引退を決意した理由」という記事があります。
要点を一部抜粋して紹介します。

・親子でYouTubeに動画投稿を始めてから6年以上になります。2歳の頃から出演していた息子も8歳になり、先日、YouTubeへの出演を卒業しました。

・「YouTube出演が子供の負担になりうる」と思ったことは3点あります。
1. 知らない人に顔や名前を知られること
2. 時間的な負担
3. 精神的な負担

・キッズYouTuberの進路としては、子供の加齢とともに、ゲーム実況やライフスタイル(日常)系や、乗り物や生き物などの特化ジャンルへ移行するのが一般的です。ティーンエージャーになってもYouTubeでの知名度を維持して活動すれば、アイドルや歌手や俳優、インフルエンサーなどファンを抱えて活躍する仕事に有利です。YouTubeに子供を出演させることが、必ずしも負担やリスクになるとは思いません。むしろ本人の才能が開花したり、将来にプラスになる可能性もあります。

・子供の「やりたいこと」がYouTubeでかなうのなら、出演している子供は楽しいのです。この度合いが低くなり、「再生されること」を主軸にすると、負担やストレスになります。

・「自分の子供はYouTubeで何をしたいのか」を見失わないことが非常に重要です。子供に限らず、やりたいことがYouTubeの外側にできたときが、演者の潮時だと思います。

再生数13億回のママYouTuber「8歳児・長男のYouTube引退を決意した理由」 AERA dot.

まとめ

YouTuebr(ユーチューバー)になるには、動画を撮影し、編集してアップロードするのに慣れるだけでも時間がかかります。まずは、簡単にできることから始めてみるのがおすすめです。

  • まずは顔出しせずにホームビデオ感覚で、スマホ撮影、アプリで編集(無編集もOK)、YouTubeにアップロードをしてみる。
  • 毎日いつでも撮影して習慣にする。
  • 動画の公開範囲を限定し、祖父母など身近な人にのみ見せてみる。
  • 子どもと一緒にネットの仕組みや危険性などITリテラシーを学ぶ。

慣れてきて楽しく続けられそうであれば、カメラやPCや照明器具などを順に揃えていきましょう。

また、成長する子どもの年齢に応じてコンテンツを変化していったり、サブチャンネルを作ることもできます。
メインとは別にサブチャンネルを持っているYouTuber(ユーチューバー)は多く、サブでは編集なしで毎日気軽に動画投稿ができるのもメリットです。

  • 0歳〜3歳
    親目線で動画撮影。親から子どもへの問いかけや、子どもの気持ちを字幕でフォローすると良い。
  • 3歳〜10歳(小学校低学年)
    親子でお出かけしたり遊びにいくと楽しいコンテンツが自然とでき上がります。また、子どもは自分で言葉を考えて発信できるようになるので、商品紹介やお菓子作り・ものづくり動画もおすすめです。
  • 10歳〜(小学校高学年)
    学校での部活動や勉強が忙しくなり、引退も考える時期です。それでも子どもがYouTuber(ユーチューバー)を続けたいのであれば、しっかりとスケジュールを立ててメリハリをつけることが大切です。コンテンツとしては、子ども自身で企画したり、ゲームチャンネル、学校で習ったことをわかりやすく同じ年代に教えるチャンネルなども有意義です。

最近は、人気YouTuberがテレビやCMに出演したり、密着取材で仕事の様子が映し出されたりと、日常で目に触れる機会が増え、実際の活動内容が認知されてきています。また、テレビに出ていた芸能人がYouTubeに移行するようになったり、YouTubeに続いてTikTokなど新しい媒体によるインフルエンサーが増えてきたことで、YouTuber(ユーチューバー)は個人によるテレビ番組のような、当たり前の職業になってきています。

ここまで記事を読んだ方は、YouTuber(ユーチューバー)になることを過度に怖がる必要はなく、子どものリスク管理をしつつチャレンジしてみようと思えたはずです。
一方で、知識や理解がない方などからは、子どもを晒して毒親と思われることは少なからずあります。そういった環境やリスクも踏まえながら、精神的な苦痛にならないように楽しくYouTuber(ユーチューバー)を始めてみてはいかがでしょうか。

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出典:YouTubeヘルプ

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