ペットの犬が赤ちゃんと幼児に噛みつき死亡、母親も重症 米テネシー州

ペットの犬が赤ちゃんと幼児に噛みつき死亡、母親も重症 米テネシー州

2022年10月、アメリカのテネシー州の自宅で飼っていた2匹の犬が、生後5ヶ月の赤ちゃんと2歳の女の子に噛みつき、2人の幼い子どもが亡くなりました。その時助けようとした母親も犬に噛みつかれ重症を負っています。

犬による傷害事故の詳細

事件は家の外で起こりました。
2匹の犬は突然攻撃的になり、30歳の母親は子どもたちに覆いかぶさって守ろうとしましたが犬は攻撃をやめませんでした。その状態は約10分間も続いたようです。

警察が到着した時には2人の子どもはすでに亡くなっており、母親は危篤状態で病院に運ばれました。

2匹の犬は8年以上飼っていましたが、これまで暴力的になるようなことはなく突然の出来事でした。
事件の後、2匹の犬は安楽死をさせられることになりました。

クラウドファンディングにて寄付の募集

重傷を負った母親は、顔を含む全身に数えきれないほどの噛み傷を負っています。

被害にあった母親の友人は、心と身体の傷が癒えるまでのあいだ経済的な支援ができるようにとクラウドファンディングにて寄付を集めています。
開始から3日ほどで目標金額の10万ドル(現在のレートで約1,450万円)に近づいており、1,000人以上の寄附が集まっています。

寄付先リンク:The Bennard’s | GoFundMe

日本での犬による類似事故

日本でも犬による同様の事故は発生しています。

環境省自然環境局の調査によると、犬咬傷いぬこうしょうの事故件数は年々減少しているものの、2018年度の被害者は4,000人以上で、死亡例も毎年3人程度報告されています。
小さな子どもは犬咬傷の対象になりやすく、その平均年齢は7.3歳、うち男の子の割合が3分の2を占めています。

また、4歳以下の乳幼児の約40%が頭や顔を咬まれており、小学生以上になると四肢を咬まれることが多くなります。このことから、犬の顔の高さに幼児の顔があること、また犬に押し倒されて咬まれていることが推察されます。

より詳しい内容や犬による傷害の対策方法については、こちらの関連記事をご確認ください。

出典:Family dogs kill 2 Tennessee children, injure mom who tried to stop mauling, family says | USA TODAY

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