【最新】Amazon「Fire キッズモデル」タブレットにおすすめのmicroSDカードの選び方

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【最新】Amazon「Fire キッズモデル」タブレットにおすすめのmicroSDカード

Amazonの子ども用タブレット「Fire キッズモデル」には内蔵ストレージが16〜32GBしかないため、学習コンテンツや動画などをダウンロードするとすぐに容量がいっぱいになってしまいますよね。

その度にアプリなどを消すのも面倒でダウンロードを控えるようになってしまうと、せっかくの子どもの学習意欲を奪ってしまいます

そこで本記事では、Amazon「Fire キッズモデル」に最適なおすすめのmicroSDカード(マイクロSDカード)の選び方を解説します。

本記事に対応するタブレット端末は次の3つです。

  • Fire 7 キッズモデル
  • Fire HD 8 キッズモデル
  • Fire HD 10 キッズモデル

それでは解説していきます。

Fireキッズモデル公式が推奨するmicroSDカードの容量は?

Fireキッズモデルの商品ページにある公式推奨のmicroSDカードは、いずれのサイズ(7/8/10)も共通で「1TBまでのmicroSDカード対応」と記載されています。※スペック詳細の容量を参照

推奨されているのは最大容量のみで、メーカーや読み書き速度などmicroSDカードの詳細スペックについては特に記載がありません。

また、1TB(テラバイト)という大容量はほとんどの方にとって不要です。
1TBはGB(ギガバイト)に換算すると、1,024GBになります。

スマホやPCで使用している容量と比較しても、子ども用なら256GBもあれば十分です。
逆に256GB以上のコンテンツをダウンロードしていても管理しきれないため、Fireキッズモデルタブレットには最低でも64G最大では512GBから選ぶのがおすすめです。

失敗しないmicroSDカードの選び方

ここまででFireキッズモデルに最適なmicroSDカードの容量は大体わかりましたが、いざmicroSDカードを購入しようと思うと、今度はカードに様々な記号や数字が書かれておりどれを選べば良いのかわからない方も多いと思います。

結論から言うと、microSDカードなどの保存ストレージは読み込み・書き込み速度が重要です。

スペックが足りていないと全く使えなかったり、アプリを起動したり使用している時には遅すぎてイライラすることになる可能性があります。
また、中には海外輸入の粗悪品も販売されていることもあり、最悪の場合はタブレット端末を故障させてしまう可能性もあります

そのため、失敗しないmicroSDカードの選び方を、カードに記載されている3つの情報から解説します。
少し詳しい内容になるため、失敗しない最適なmicroSDカードが購入できれば良いという方は、最後の見出し「Fireキッズモデルに最適なmicroSDカードはこれだ!」に進んでください。

① microSDカードの最大記録容量の表示と規格

microSDカードの最大記録容量の表示と規格
出典:https://drone-wiki.net/media/firekids-sd/

microSDカードには、保存できる最大記録容量の表記が2ヶ所あります。

1つ目は、左側の64GBという数字です。
これは表記の通り、最大記録容量64GBのmicroSDカードであることが分かります。

2つ目は、右側の「micro SDXC」という文字です。
これは記録容量の規格で、保存できるデータ量の大きさを表しています。

最大記録容量の表記保存容量
micro SD〜2GB
micro SDHC4GB〜32GB
micro SDXC64GB〜2TB

基本的に1つ目の左側の数字で判断すれば問題ありません。
Fireキッズモデルシリーズでは、64GB以上に対応した「micro SDXC」の規格がおすすめです。

② microSDカードの転送速度の表記と規格

microSDカードの転送速度の表記と規格
出典:https://drone-wiki.net/media/firekids-sd/

microSDカードには転送速度の表記が3ヶ所あります。
転送速度とはデータの読み書きの速さのことであり、このスピードが遅いとアプリや動画がカクカクしたり、写真や動画が低画質で表示されるデメリットがあります。

3つの転送速度を表す表記の特徴や違いについて解説します。

UHSスピードクラス

画像の左側にある、Uの中に数字が書かれている表記は「UHSスピードクラス」です。

UHSスピードクラスとは、UHS(ウルトラハイスピード)と呼ばれるSDカードの転送速度の規格です。
次の2種類あります。

UHSスピードクラスの表記最大転送速度
U110MB/s
U330MB/s

上表の通り、1秒間に30MBのデータ量を転送できる「U3」の方が、転送スピードが速いことがわかります。

Fireキッズモデルシリーズでは、「U3」の規格がおすすめです。

ビデオスピードクラス

画像の右側の上にある、V30の表記は「ビデオスピードクラス」です。

ビデオスピードクラスとは最低転送速度の規格で、SDカードの規格を決めている「SDアソシエーション」の方針で、右側の下にある「UHS」の表記から切り換わりつつある新たな規格です。

ビデオスピードクラスには次の5つの表記があります。

ビデオスピードクラスの表記最低転送速度
V9090MB/s
V6060MB/s
V3030MB/s
V1010MB/s
V66MB/s

ビデオスピードクラスは、数字が大きければ大きいほど転送速度が速くなり、安定したデータの処理や撮影ができるようになります。

Fireキッズモデルシリーズでは、「V30」の規格がおすすめです。

【YouTube】新規格「ビデオスピードクラス」のご紹介 – SDアソシエーション

UHS – Ⅰ / Ⅱ / Ⅲ

右側の下にある、「Ⅰ」の表記は「UHS(ウルトラハイスピード)」です。

前述の通り、UHSとはビデオスピードクラスに切り換わりつつある転送速度の規格です。

UHSには「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅲ」の3種類あり、ビデオスピードクラスでは最低転送速度でしたが、UHSでは最大転送速を表しています。

UHSの表記最大転送速度
UHS-Ⅲ624MB/s
UHS-Ⅱ312MB/s
UHS-Ⅰ104MB/s

また、カードの外観上にも違いがあり、「Ⅰ」は裏側の端子が1列、「Ⅱ」は端子が2列になっています。最近では「Ⅲ」も出てきましたが、まだ「Ⅱ」でさえ一般市場にはあまり出回っていないのが現状です。

そのため、FireキッズモデルシリーズではUHS「Ⅰ」の規格がおすすめです。

③ アプリケーションパフォーマンスクラスの表記と規格

アプリケーションパフォーマンスクラスの表記と規格
出典:https://drone-wiki.net/media/firekids-sd/

microSDカードに記載されている「A1」や「A2」の表記は、アプリケーションパフォーマンスクラスの規格を示しています。

アプリケーションパフォーマンスクラスとは、SDメモリカード上のデータやアプリケーションを快適に利用するための規格です。
アプリの実行やデータを保存をする際に最低限必要な転送速度を定義しています。

これにはA1とA2の2種類あり、「A2」の方が最新のバージョンで処理速度も速くなっています
しかし現状はまだA2へ徐々に移行している段階で、A1の商品が多く販売されています。

FireキッズモデルシリーズではA1とA2のどちらを選んでも使用上に問題ありませんが、今後のことを踏まえると、できればA2」を購入するのがおすすめです。

Fireキッズモデルに最適なmicroSDカードはこれだ!

Amazonの子ども用タブレット「Fireキッズモデル」に最適なmicroSDカードのメーカーは、「SanDisk(サンディスク)」がおすすめです。

SanDiskのおすすめポイント!
  • 最新モデルの新パッケージ
  • Amazonレビュー☆4.4
  • セールやクーポンで安く買える
  • 安心の無期限保証
  • SD変換アダプタ付属
  • 他のデバイスでも使いまわせる

Amazonでの購入がおすすめです。
購入の際は、販売元が「Amazon.co.jp」であることをお確かめください。

Fireキッズモデルは、ユーザー設定を切り替えることで通常(大人用)のFireタブレットとしても長く使うことができます。
そのため、子どもが大きくなっても使用することを考えると、できるだけ大きい保存容量のmicroSDカードを選ぶのがおすすめです。

おすすめの容量は「256GB」のmicroSDカードです。
使用状況や予算に合わせて128GBや512GBからもお選びください。

※Amazonの商品ページでは32GB〜1TBまで選ぶことができます。
※購入の際は、販売元が「Amazon.co.jp」であることをお確かめください。

参考:失敗しない!「Fire キッズモデル タブレット」のmicroSDカードの選び方とおすすめを解説 – DroneWiki

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