畑から赤ちゃんの遺体、10代少女を死体遺棄の疑いで緊急逮捕

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畑から赤ちゃんの遺体、10代少女を死体遺棄の疑いで緊急逮捕

2022年7月1日(金)に神奈川県秦野市で、畑から異臭を感じた所有者が土を掘り起こしたところ袋が見つかり、警察官が袋の中に赤ちゃんの遺体が入っているのを確認しました。

関係者からの情報提供により10代少女の関与が浮上し、警察に調べに対して少女は「赤ちゃんを埋めたことに間違いありません」と容疑を認めています。
捜査関係者によると、遺体は少女が出産した赤ちゃんで、今年5月中旬頃に生後間もない赤ちゃんの遺体を遺棄した疑いがもたれています。

警察は7月2日(土)、遺体の司法解剖を行い赤ちゃんが死亡した経緯についても詳しく調べることにしています。

死体遺棄は許されることではありませんが、赤ちゃんだけでなく、少女も妊娠している時から悩み苦しかった状況であったと思われます。
SNSでは「父親も調べて逮捕すべきだ」という声もありますが、それよりも必要なのは、このような悲しい状況を未然に防ぎ、支援や保護ができる社会です。
相談できる場所や人、周囲の気づき、自治体による保護、そして、最後には赤ちゃんポストのような存在も必要かもしれません。

熊本県熊本市にある民間病院の慈恵病院では、当時の院長がこのような赤ちゃんの遺棄が相次いだ時にどうしても助けたいと思い、様々なバッシングを浴びながらも「このとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」の設置をしました。現在でも国内唯一です。

わたしたち一般の方でも、SNSなどでシェアしたり意見や思いを述べることで、社会が変わるきっかけの一つになっていくはずです。

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