2022年8月30日(火)、大阪府泉佐野市が物価高騰対策として中学3年生がいる全世帯に対して、生徒1人あたり10万円の現金支給を行うと公表しました。
支給される時期は、関連する補正予算案を9月に開会する市議会に提出し、可決されれば来年の2023年2月を目処に支給する予定です。
この支援策は泉佐野市独自の支援策です。
泉佐野市は、「義務教育が終わり進学や就職などでお金がかかる中学3年生を支援したい」としています。
対象となる中学3年生は約910人で、今回の支給にかかる約9,100万円の費用は、市の基金を取り崩して拠出するとしています。
SNSなどでは、中学3年生だけという限定された約910人のみが対象者であることと、10万円という大きな金額に対して賛否両論の声が上がっています。
対象の子どもがいる家庭にとっては嬉しいですが、他の地域では、全世帯に対して公平に水道料金を2ヶ月程度補助するなどの物価高騰対策を行なっている自治体もあります。
不公平感や物価高騰対策の名目に対して疑問の声が集まっています。